今回は、大学で友達ができないことがコンプレックスだった話をします。
ぼくは、大学入学から大学2年生になるまでの1年間、友達が1人もできませんでした。
周りの大学生が友達を作って楽しそうにしているのに対し、自分だけが友達できませんでした。
そのため、コンプレックスを抱えていました。
ぼくが通っていた大学は、学部の影響もあり、男女共に明るく、社交的で、コミュニケーション能力が高い学生がほとんどでした。
それに対し、ぼくはというと、超内向型で、人見知りで、落ち着いた性格。
他の学生と比べて、劣等感を感じてしまうのは当たり前でした。
しかし、高校を卒業するまでは、環境や周りの友達に恵まれていたのか、自虐ネタやふざけたりして、周りを笑わせるキャラでした。(今でも)
だから、大学に入学するまでは、自分が人見知りで内向型とは自覚していませんでした。
サークルには入らなかった
元々サークルには入るつもりは全くありませんでした。
なぜなら、大人数や集団行動、ワイワイした環境がとても苦手だったからです。
それよりも、本気で何かに取り組むことが好きでした。
と言いつつも、一度体験してみないと分からないこともあるので、数回だけ、いくつかのサークル活動に参加しました。
しかし、やはり楽しめないですし、馴染むことはできませんでした。
大学で友達を作るための手段であるサークルを手放して、友達を作る必要がありました。
授業開始
大学に入学後、授業が始まりました。
大学の授業は高校のようなクラス制ではないため、友達を作るためには積極的に話しかけることが求められました。
しかし、自分は人見知りで、話しかけるのがとても苦手でした。
サークルにも入らず、授業でもうまく話せないため、友達を作ることは困難でした。
大学に入学するまでは友達ができていたので
「なんで俺が友達できないんだ。」、「みんな友達いるのに、自分だけ・・・」と思っていました。
友達ができずに辛かったこと
友達ができずに辛かったことは、昼休みに昼食を一緒に食べる人がいないことです。
2限の授業が終了し、昼休みになると、周りの学生は友達と集合し、食堂に向かいます。
当時は、友達がいないぼっちだと絶対に思われたくありませんでした。
授業やサークルで関わりのあった、ぼくと同じように昼休みに昼食を食べる友達がいない人を誘い、なんとか1人でご飯を食べることを必死に避けようとしていました。
しかし、昼食を一緒に食べる友達がいないという共通点があるものの、お互いにどこか気を使っているというか、一緒にいても話が合わない、楽しくないという関係でした。
そんな関係だったため、時間が経つにつれて、お互いが離れていきました。
周りに友達がいないと思われたくない。
でも、合わない友達と過ごすのは違う。
そんなジレンマを抱えた友達のいないぼくは、昼休みが終わるまでトイレで昼食を食べたり、時間を過ごしたり。
図書室で寝たり、家で昼食を食べてから学校に行けるように3限から授業を組むようになりました。
どのように乗り越えようとしたか?
「友達ができないのは自分が人見知りで自信がないからだ」と思っていました。
人見知りを克服し、自信を持つために必死でした。
心理学の本を読みあさったり、ブログを読みまくったり、ジムで筋トレしまくったりしてました。
しかし、大学1年生で人見知りを克服し、自信を持つことはできませんでした。
ただ、幸運なことに大学2年生の授業で友達ができました。
人見知りや自信がないのは変わりませんでしたが、友達に出会ったことで乗り越えることができました。
友達がいないことで何を学んだか?
当時は絶望していましたが、1年間友達がいない期間を経験して今は良かったと振り返って思っています。
その理由は2つです。
1つ目は、友達の大切さを知ったことです。
毎日を楽しむことができたのは友達がいたからでした。
友達の大切さに気づいてからは、今までよりも人を大切にする意識が強くなったと思います。
感謝の気持ちを伝えたり、誕生日にお祝いしたり。
友達がいるのは当たり前ではないことに気が付きました。
2つ目は、自分自身に向き合えるきっかけになったことです。
高校を卒業するまでは、自分が人見知りだとは気づけませんでした。
しかし、明るくて、社交的で、コミュニケーション能力が高い学生がたくさんいる大学に身を置きました。
それによって、自分と他人を比較することを通して、「自分には何が足りないのか?」「自分とはどういう人間なのか?」を考えることができました。
まとめ
友達がいない期間は絶望していましたが、今は本当に経験して良かったと思っています。
困難に直面することはとても辛いですが、困難を経験することで成長することができます。
この記事が少しでも勇気と希望を届けることができたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!