- コーチングって何?スポーツや部活のコーチのように教えること?
- ティーチングやカウンセリング、コンサルティングの違いは?
これらの疑問に対して、説明していきます。
コーチングとは?
コーチングとは、1対1の対話を通して、相手を勇気づけ、気づきを引き出し、自発的な行動を促すコミュニケーションスキルです。
コーチングを提供する組織によって定義は異なりますが、おおむねこのように定義することができます。
また、「コーチ」という言葉が世の中に初めて登場したのは約1500年代で、語源は「馬車」です。(coach=馬車)
「乗っている人を目的地まで送り届ける」という役割から、コーチは「相手の目標達成のサポートをする者」だと考えられています。
コーチングとティーチングの違い
簡単に言うと、ティーチングは教えるスキルでコーチングは引き出すスキルです。
コーチはクライアントに質問し、クライアントがその質問に答えようと考えることで気づきを引き出します。
コーチングとカウンセリングの違い
基本的にカウンセリングは問題解決、コーチングは目標達成を求めて利用するケースが一般的です。
カウンセリングだと、心理カウンセラーやスクールカウンセラーをイメージすると分かりやすいかもしれません。
落ち込んでいたり、モチベーションが上がらない方向けです。
反対に、コーチングはあくまでも目標達成やさらなる向上を求める方が利用するのに向いています。
しかし、コーチングを受けているクライアントが落ち込んでしまったり、モチベーションが上がらないということもあります。
そんな時、コーチはクライアントが問題を乗り越えれるようにサポートする術を持っています。
なので問題解決はカウンセリング、目標達成はコーチングというように使い分ける必要がだんだん無くなってきています。
コーチングとコンサルティングの違い
コンサルティングはクライアントが求める答えそのものを提供するのに対し、コーチングはクライアントから答えを引き出す役割があります。
コンサルタントはクライアント以上に業界に精通している必要があります。
反対に、コーチングはクライアント以上に業界に精通している必要はありません。
なぜなら、クライアントが頭の中で整理して、違った角度から物事を見ることができるのがコーチングだからです。
固定観念を持っていないことが、かえってプラスに働きます。
まとめ
コーチングとは、1対1の対話を通じて、勇気づけ、気づきを引き出し、自発的に行動を促すコミュニケーションスキルです。
ティーチング・・・教えるスキル。
カウンセリング・・・問題解決。落ち込んでいたり、モチベーションが上がらない人向け。
コンサルティング・・・クライアントが求めている答えそのものを提供する
コーチング・・・目標達成やさらなる向上のため。クライアントに質問し、その質問に答えようと考えることで気づきを引き出す。
コーチングについてイメージすることはできましたでしょうか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました。